カンパチ祭り

「どうしたら、お客さんをもっと呼べるだろうか?」沖縄で居酒屋を営む友人から来たこんな悩み相談からこの企画は始まった。

『セレンディピティ』(思いがけないことから発する偶然の発見)

私にはこの『セレンディピティ』を実感する出来事がしばしば起こるようである。

私のこのサイトは、鹿児島の友人にお願いして作成してもらっている。細かな相談をするために、鹿児島を訪れた。「せっかくだから、カンパチの養殖を見に行きますか?」というお誘いに、無知な私は水槽に飼われている魚を思い浮かべ、「水族館見物か!それもいいかもしれない」という軽い気持ちでのこのことついていったのだった。

すると、港には日に焼けていかした海の男で、日本一のカンパチ養殖を目指す川畑氏が船のエンジンをかけて待っていてくれた。「えっ!船で行く?」私の頭の中の水族館は見事に打ち破られた。桜島を望みながら船が進む錦江湾。私の水族館が、どんどんでかいイベントに変わってゆく。さて、養殖ってどんな感じなのでしょう。「百聞は一見にしかず」

動画がてっとりばやい!


見学後、川畑氏の男義炸裂!「カンパチ贈りますから」の太っ腹!

そこで、フト思いついたのが、例の沖縄の友人からの悩み相談だった。

「そうだ、この日本一のカンパチを、沖縄の人々に食べてもらおう」

ひょんなことからのまたまた『セレンディピティ』であった。

かくして、那覇にやってきた上等2匹のカンパチは、「カンパチ祭り」の旗の下、3日間の満席御礼の中で皆が舌鼓を打つことと相成ったのであった。

もちろん、私も、そして川畑氏もお相伴に預からせていただきました。脂も適度に乗って、最高の逸品でした。

人と人との思いの結晶がこうしてコラボの形で実を結ぶ、こんな夢プロジェクトをドンドンしかけてゆこうと思っている。

※面白い企画相談、お待ちいたします!!